『コンテンツマーケティング 成功事例と比較研究 Vol.1』レンタルオフィス・バーチャルオフィス8社を紹介

”『#コンテンツマーケティング 成功事例と比較研究 Vol.1』”

コンテンツマーケティングの成功事例をまとめるにあたり既に既出のものも多いが、会社の業種やジャンル別にまとめられているブログ記事は非常に少ないため今回はコンテンツマーケティングの成功事例をより具体的に参考となるように業界、業種を分けてご紹介したいと思う。

そして今回ご紹介するウェブサイトやコンテンツ、ブログ記事のコンテンツマーケティングについての定義は正確な意味でのコンテンツマーケティングというよりも日本の事業者のかたが考えているコンテンツSEOの観点からの成功事例をご紹介する。よくコンテンツSEOはコンテンツマーケティングではないとか、、そうだとかの議論はあるが。事業者からすれば認知してもらい集客することが目的ありコンテンツマーケティングにコンテンツSEOは手段であるからこの辺は後日追って別記事を用意して説明したい。

Contents hide

まず着目してほしいウェブサイトのタイトル

コンテンツマーケティングといえば記事、画像、動画などのコンテンツにほとんどの人が着目される。しかしタイトル・見出し・キャッチコピーもコンテンツマーケティングにおける非常に非常に重要な要素である。GoogleでSEO対策をする場合にも検索結果に上位に来れば必然的にアクセスは増える。しかしクリック率と呼ばれる見てもらえるパーセンテージは同じ検索結果の検索順位でも全く異なる。これはなぜか?

ユーザーはまずサイトタイトルとサイト説明文を見る

当たり前のようで意外とサイトタイトルサイトおよびページの説明文(ディスクプリション)の重要性を見落としている方が非常に多い。良いコンテンツを作りどれだけコンテンツSEOに時間と労力をかけて作りこんでも見てもらえなければ意味がない。上位表示されてもクリック率が低ければパフォーマンスが落ちるのである。

上の画像は『レンタルオフィス』で検索した検索結果のキャプチャ画像である。赤色がサイトタイトル、青色が説明文である。自分で検索したときをイメージしてもらうと分かるが。1位2位にあるサイトでもタイトルや説明文でスルーすることがあると思う。だからこの記事を見た方は各サイトの優れたコンテンツマーケティングを参考にするだけではなく、どのようなタイトル・説明文・キャッチコピーがクリックしたくなるのかについてもよく注意して見てもらいたい。

レンタルオフィス世界最大手ブランドのリージャス

企業名リージャスグループ
URL https://www.regus-office.jp/
Facebook https://www.facebook.com/RegusJapan
Twitter https://twitter.com/RegusJapanKK
Linkedin https://www.linkedin.com/company/regus/
Instagram https://www.instagram.com/regusglobal/
Youtube https://www.youtube.com/user/RegusJapan/

つい最近、レンタルオフィスや貸し会議室の最大手のTKPに買収された日本リージャス。大手ならではの情報量もあるが。コンテンツや細部においても参考になる点が数多く隠されている。

『サイトタイトル』強みやメリットをタイトル、説明文に上手く盛り込む

当たり前のことであるが。ビジネスや商売において強みや競合優位性というのは顧客に選んでもらう上で必至である。競争が激しいマーケットや参入障壁が低い。スイッチングコストが低ければ低いほど顧客に自社の強み、顧客にとってのメリット・価値を分かりやすく。そして誇大広告にならない範囲でインパクトを最大化させる必要がある。

この点において日本リージャスのウェブサイトタイトルは非常に明確でいてインパクトも最大化されている。「 レンタルオフィス世界最大手ブランドのリージャス 」。そう”世界最大手ブランド”のキーワードである。人間というものは心理的に安心や安全を常に求める。この9文字だがとてつもない強みが凝縮されている。今一度あなたのウェブサイトのサイトタイトルをチェックしてほしい。SEO対策ばかりに気が取られ顧客がクリックしたくなるキーワード、自社の強み、メリットを盛り込めているだろうか。

『付加価値』働き方改革サポート

via Regus

レンタルオフィスを使うユーザーは多種多様であるが。働き方についての意識やアンテナはかなり高いユーザーが多いことは容易に想定される。そしてそんなユーザーにとっては多様な働き方を実現できる。またはそれをより快適にできるようなサービスやオプションがある方が利用したいと考えるだろう。そしてこのようなオプションやサービスの付加価値というものは何も大手企業でなくては出来ないものばかりではない。

あるレンタルオフィスでは契約企業を中心としたビジネスコミュニティを作っていた。レンタルオフィスを契約する事業者の大半はこれから拡大する創業期にちかいユーザーが多いことから実際にそのコミュニティが活発であればそれは大きな付加価値になるだろう。それらの付加価値は強みでありコンテンツマーケティングの肝となるコンテンツになるのである。

『ケーススタディ』企業向けソリューション

via Regus

どの業種やサービスでもそうだがユーザーは自身が利用したときに満足したい。良いコストパフォーマンスを得たいと考えるものである。その基準は個々により異なるが。実際に利用したユーザーの口コミやケーススタディというものは非常に重要な参考要素、決定要因の1つとなる。ここに具体的な数値や利用したユーザーのお写真、インタビュー、動画などがあれば更に良い。しかし自分が利用した場合のイメージが持てるような情報が最低限あればユーザーは具体的な検討をしやすいだろう。まだそのようなコンテンツがウェブサイトに無い場合には是非作られることをお薦めする。

『コンテンツSEO対策』レンタルオフィスを学ぶ

via Regus

一般的にコンテンツマーケティングというとリージャスさんの『レンタルオフィスを学ぶ』のようなコンテンツSEO対策のことをイメージしている方が多い。実際には一言でコンテンツマーケティングと言ってもかなり多岐に渡っている。そして一番取り組むための参入コストが低いのもこのコンテンツSEO対策である。キーワードにもよるがすぐに結果を出すことは容易ではないが。資産型でアクセス・ユーザーを積み上げていけるため今でも非常に人気の手法である。

これからのワークスタイル」や「ワーク プレイス 最前線」と言ったコンテンツで潜在的なユーザーに対してレンタルオフィスでの働き方やメリットなどを発信されている点はリージャスというブランド、オフィスを認知してもらうために効果的であると思った反面。「“フレキシブルワーキング”事例」と言った利用者の口コミ・インタビューコンテンツ記事の数を更に増やし。週刊のように定期配信できると更に固定の読者と新規の見込み、潜在顧客を増やすことが出来るだろう。

広告宣伝費を多少減らしてでもこのような口コミやインタビューといった既存ユーザーから収集するところに予算・コストをかけるのは今後の2020年以降を見据えたWEBマーケティング、コンテンツマーケティングにおいては超重要な施策となる。実際、Googleでもマップや求人などにおいては既に大手サイトでの口コミやレビュー、評価といったものをアルゴリズムに組み込んでいるという情報がある。

リージャスグループのSNS

リージャスグループではFacebookをはじめとしてTwitter、インスタグラム、リンクトインなどのアカウントを持っており運用している。しかしどのアカウントからも潜在・見込み顧客を掘り起こすために効果的と言えるような運用が物足りなく感じる。特に全世界に世界トップクラスのオフィス数を持つ強みを生かした様々なコンテンツが作れるであろう、インスタグラムやFacebookでもオフィスの紹介コンテンツが多く見ごたえに乏しいと感じる。

サーブコープ|レンタルオフィス・コワーキングスペース・バーチャルオフィス

企業名サーブコープ
URLhttps://www.servcorp.co.jp/
Facebookhttps://ja-jp.facebook.com/ServcorpJapan/
Twitterhttps://twitter.com/servcorpjapan?lang=ja
Linkedinhttps://jp.linkedin.com/in/servcorp
Instagramhttps://www.instagram.com/servcorpjapan/?hl=ja
Youtube https://www.youtube.com/user/ServcorpJapan/featured

『比較コンテンツ』Servcorp vs WeWork

レンタルオフィス業界はいま大手企業の熾烈なシェア獲得の争いが繰り広げられており、ユーザー側にとっては価格やサービス面で競争激化によるパフォーマンス向上が期待できるが。参入している事業者様にとっては勝ち残るというよりも生き残るために大変な努力が必要な時代が近づいて聞いている状況だ。

そんな中、業界最大手でもあるサーブコープがwework( ウィーワーク )との比較コンテンツを作成しているのを見てレンタルオフィス業界の今を垣間見たように思う。そしてこのような比較コンテンツはより具体的であればあるほど見学や申し込みを検討している段階の見込み顧客にとっては後押しともなりうるキラーコンテンツになる。もちろん逆のパターンもあるのでよく熟慮してコンテンツ作りが必要である。

『サービス・強み』を引き立たせる”サーブコープの利用者様に聞きました!” コンテンツ

これはどのサービスでもいえることであるが。既存ユーザー・顧客の声、口コミほど大きな影響力と伝染力を持つものはない。それはどんな素晴らしい提案書やサービス説明を行うよりも、一人のクライアントが絶賛する口コミ1つには勝てない。その点においてサーブコープの利用者の口コミコンテンツは非常に効果的で確実に検討中のユーザーにとってチェックしたくなるコンテンツであり決め手となるコンテンツである。

しかし問題はこれだけ重要なコンテンツでありながらトップページヘッダーに小さくテキストリンクというのが非常に見つけづらい。これでは見たくても見つけれないだろう。特に新規顧客獲得を狙うのであればトップページで一目で見つけれる位置とレイアウトで置くべきであろう。もちろん大手なので既にブランドと信頼感・安心感はあるから大丈夫という事でかもしれないが。決定材料となるキラーコンテンツは出来るだけ見てもらえるようにしたいところである。

コミュニティとSNS

リージャスグループに比べサーブコープはかなりSNSでの運用もオフラインとオンラインでの連携が取れているように見えた。たとえば令和にあわせ拠点ごとにコミュニティイベントを開催しそれをSNSで投稿する。しかしこのイベントがシェアされるための仕掛けや見た見込み顧客がメリットや興味を引くようなコンテンツであれば更に良い。全国で実施されているようなのでこのコミュニティから生まれた企業間での新規取引やコラボなど事業にプラスとなった点を見れたり。まだ契約していない検討中のユーザーも参加出来るようなものであると見込み顧客作りにも繋がる。

WeWork( ウィーワーク )

何をするかが自分をつくる | Meetup (ミートアップ)

コミュニティ・グループを自分で作ったり、探すことができるウェブサイトをWeWorkは子会社にて運営している。Meetup(ミートアップ)はオフラインでテーマを決めたグループで活動するオフラインのコミュニティウェブサイトである。地方都市などでもかなり登録数があるためWeWorkが運営しているとは知らない方も多い。

コンセプトとしては世界中のコミュニティが集う場所を提供するということなのだろう。結構な都心部から外れた私の地元でもコミュニティがあったので驚いているが。それだけ浸透しておりアクティブなのだろう。ここまでの規模になればコンテンツマーケティングの域を超えているが。同じような戦略を他社と提携して出来ないことは無いと思う。

”好き”を仕事にするために学ぶ小学校「WeGrow」

WeWork が2018年から開始した3歳から9歳までの子どもたち を対象とした教育事業である。驚きなのが実際に起業家の下での見習いメンター制度もあるというのである。だれがメンターにつくかは要確認だが。投資をされている大株主でもあるソフトバンクの孫正義CEOであれば入学させるのもありかもしれない。しかしこのような施策は莫大の資金調達を実現しているWeWorkのみが実現出来る手法である。

しかし教育という観点からいくとレンタルオフィスを利用する割合の高いスタートアップや創業したばかりの起業家といえばビジネスの世界で言えば子供と同等である。彼らに学ぶ機会と場を提供できればこれはレンタルオフィス事業者側にとってもブランド認知と新規顧客獲得のチャンスともなるので考慮する価値がある。ちなみにWeWorkはシェアハウスの welive.comなども運営している。

1000社が利用中! 関東・中部・関西のレンタルオフィスならコストにならないkatanaオフィス

企業名 katanaオフィス
URL https://www.katana.bz
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レンタルオフィスをお探しならクロスコープ

企業名 クロスコープ
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東京・横浜・名古屋・大阪に50拠点以上|レンタルオフィスはアセットデザイン

企業名 アセットデザイン
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レンタルオフィス東京日本橋ウィズスクエア|11年の実績1万社が利用

企業名 ウィズスクエア
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東京の格安レンタルオフィス【天翔オフィス】

企業名 天翔オフィス
URLhttp://www.tensho-office.com/
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まとめ

レンタルオフィス業界の競争はウェブ上でも非常に熾烈な過当競争の世界に突入していると言える。そんな中でGoogleやYahoo!またBingなどと言った検索エンジンからの集客をしようと考えるならばSEO対策で上位表示させることは勿論だが。実際にユーザーとなる潜在顧客や見込み顧客といった方がウェブサイトを見たときにどう感じるのか。

またウェブサイト以外のFacebookをはじめとしたTwitter、インスタグラムなどのSNSをどのように運用していくのか。まずは公式サイトのコンテンツやデザインからチェックしていくのがレンタルオフィス業界に限らずどの業界でも必要であると再認識できた。

特に潜在的な顧客や見学をしたいと考えている見込み顧客と言ったユーザー層に応じて的確なコンテンツや資料。またゴールとなるお申込みや問い合わせまでの導線設計と言った点でもかなりパフォーマンスを改善できる余地が多くある。そしていかに敷居を低くし問い合わせや資料請求といった最初の一歩をユーザーが踏み出せるようステップを用意してあげるかが重要でありコンテンツマーケティングでこそ、それらを実現・実行出来る。また別の機会で実際のコンテンツマーケティングの実施についての具体的な戦略・戦術。また事前準備など段階的にご紹介していきたい。

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